ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第10番

昨日は、ベートーヴェンのヴァイオリンとピアノの為のソナタ第10番を抱えて、TAMA music フォーラム主催のマスタークラスを受講してきました。


講師はピアニストの植田克己先生で、マスタークラス最後に先生の演奏があるのですが、そこでの共演者は玉井菜採先生という豪華な舞台。


私は大学時代3年間玉井先生のもとで研鑽を積みました。

心から尊敬をしている先生の前で演奏するのは、大学を卒業して以来だったので約10年振。聴いて頂けるだけで喜びで胸一杯でした。


マスタークラスでご指導頂いた植田先生は初めてでしたが、素晴らしいアイディアをお持ちで、私たちが悩んでいたことの解決策を先生の視点で見出して下さり、大変勉強になりました。


このソナタはオランダ時代少しだけ勉強しましたが、ピアニストと共に徹底して取り組むのは初めてで、イメージを話し合うことの大切さを改めて実感しました。

同じ旋律を通しても、イメージするものが2人の間で全く違うと音楽表現に大きく影響してくるのが顕著に分かる作品に感じました。そんな事も含め、総じて楽しかったです。

今回、この歳になってマスタークラスを受けるということがいいのだろうか、と考えましたが、純粋に音楽を学びたいという気持ちが大きく、オーディション用録音を撮り、応募しました。

昨日は朝から死ぬほど緊張して、始まるまで今年一番のド緊張でした。


しかも、聴講でお越しになった方々が思いの外多く(約80名)ほぼ全員音楽関係者という地獄のような環境でしたが、そんな風に思うこと自体、音楽に集中できていない証拠だわと思い気持ちを切り替えて演奏しました。なのに途中足がつったりしてあたふたしましたが、もうこれ以上の緊張は当分ないかと思うと他の本番が楽しめそうです(笑)。



植田先生、玉井先生、主催者の皆様、お聴き下さいました皆様、ありがとうございました!




​©︎ Ray Yamaguchi